金継ぎは漆を使った日本の伝統的な修復の方法です。
昨今は様々な道具の進化により、金継ぎを模した修復の仕方があります。
色々な方法がありすぎて、一概にどの修復の仕方はどうとは言いにくいのと、
伝統的な金継ぎと簡易金継ぎの2つでまとめて語られることが多いので、
今回はより詳しく4つの分類に分けて説明しようと思います。
・伝統的な金継ぎ
・簡漆金継ぎ
・簡易金継ぎ(食品衛生法適応)
・簡易金継ぎ(食品衛生法適応外)
それでは一つずつ説明していきましょう。
伝統的な金継ぎ
本うるしのみを使った伝統的な金継ぎ
簡漆金継ぎ
(接着に合成うるしなどを使い、仕上げの部分を本うるしで行います。)
簡易金継ぎ(食品衛生法適応)
接着や仕上げに合成うるしを使用します。
合成うるしは製品によっては食品衛生適応外ですが、食品衛生法に適した製品だけを使った簡易金継ぎです。
※中には一部の製品が食品衛生法適応なのを大きく書き、あたかもセット内全部の製品が適応のように勘違いさせるパッケージで販売してる簡易金継ぎセットもありますので、用途によって注意しながら買うことをお勧めします。
簡易金継ぎ(食品衛生法適応外)
接着や仕上げに合成うるしを使用します。
アクセサリーや置物などを手軽に金継ぎするのに適しています。
食器としては使わない方がよいので注意しましょう。
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